歯科衛生士が教える!ブラケット装着中のおすすめ歯磨き方法
2023.12.16
皆さん、こんにちは!今回は、歯科衛生士がおすすめするブラケット(矯正装置)をつけている方のための歯磨き方法についてご紹介します。 ブラケットをつけている方は、歯間ブラシやデンタルフロス、先端が小さめのブラシ(ワンタフトブラシ)など通常の歯磨き用具だけでなく、特殊なブラシや洗口剤も用いることが有効です。本記事を参考に、正しい歯磨き方法で口腔ケアをしっかり行って、矯正治療の成功につなげましょう。
ブラケット装着中に注意すべきこと
歯科医院においてブラケットを装着するワイヤー矯正は一般的な治療方法の一つです。しかし、ブラケット装着中には注意すべきことがあります。まず、食事中に硬い食べ物を噛んだり、噛み砕く行為も避けてください。また、歯磨きの際はブラケット周辺をしっかりと磨き、歯磨き粉やフロスまたは歯間ブラシも使いましょう。ブラケット装着中は歯の移動が起こるため、定期的な歯科医院でのチェックが必要です。もしブラケットが外れた場合は、すぐに歯科医院に相談してください。これらの注意点を守り、ブラケット装着中のケアをしっかりと行うことで、効果的な治療が可能になります。
歯磨きに必要な道具
歯科医院に行く際、歯磨きに必要な道具は何かご存知でしょうか?歯磨きに必要な道具は大きく分けて、歯ブラシと歯磨き粉の2つです。 歯ブラシは、毎日使うものなので正しい選び方が大切です。歯ブラシは、自分の歯の形に合わせたものを選び、毛先がやわらかいものを選ぶと歯茎を傷つけることも少なくなります。また、歯磨きの効率性をあげるために、長さや太さを自分に合ったものを選ぶと良いでしょう。 歯磨き粉は、歯磨きに欠かせないものの一つで、歯ブラシと一緒に使用すると、虫歯や口臭、歯周病などの予防効果があります。フッ素を含んだ歯磨き粉を選ぶと、虫歯予防にもつながります。 以上が、歯磨きに必要な道具の一例です。歯磨きは、毎日の生活習慣の中でとても重要なものです。正しい歯磨き方法を実践し、口腔内の健康を保ちましょう。
正しい歯磨きの手順
歯科医院では、正しい歯磨きの手順を患者さんに教えることが重要です。歯磨きには、歯垢や汚れを除去するだけでなく、歯を守る効果もあるためです。まず、歯ブラシを斜め45度に当て、歯と歯ぐきの境目にある歯垢を取り除きます。次に、歯ブラシを左右に揺らして、歯の表面と裏側、そして噛み合わせの面を磨きます。1歯ずつ意識して磨くことによってブラケットに付着したプラークを除去できます。また、装置周囲は歯間ブラシやワンタフトブラシを使用して、装置の間やブラケット周囲のプラークを除去します。最後に、舌の汚れも舌ブラシで取り除いて口をすすぎます。また、歯磨き粉にも注意が必要です。フッ素配合の歯磨き粉を使うことで虫歯予防につながります。正しい歯磨きの手順を守り、定期的に歯科医院での検診を受けることで、美しい歯を保ち、健康な口腔内を維持しましょう。
定期的なクリーニングの必要性
歯科医院において、定期的な歯のクリーニングは非常に重要な作業です。
ブラケットにプラークを蓄積させることは、歯の表面に歯垢や歯石をつけて放置することにつながるため、虫歯や歯周病になる原因となる細菌が増殖し、健康な歯を損傷する恐れがあります。 定期的な歯のクリーニングにより、口腔内環境を清潔に保ち、歯垢や歯石を取り除きます。これによって、虫歯や歯周病の発生を予防し、口臭の改善にもつながります。また、クリーニングで歯の表面が滑らかになるため、新たな歯垢や歯石の付着を防ぐ効果も期待できます。 歯科医院では、定期的な歯のクリーニングを提供しています。歯科衛生士が丁寧にクリーニングを行うことにより、患者様の歯の健康を維持することができます。また、歯のクリーニングだけでなく、口腔内の検査やアドバイスも行っています。健康な歯を保ち、虫歯や歯周病の発生を未然に防ぐためにも、定期的に歯のクリーニングを受けることがお勧めです。