歯の矯正中でも食べやすいおすすめの食事・ 避けたほうがいい食べ物
2026.04.24

矯正治療中は、装置(ブラケット・ワイヤー・マウスピースなど)をつけているため、食事の際に「装置が壊れないか」「食べにくくないか」と不安になることがあります。
しかし、ちょっとした工夫で「おいしく・安心して・装置に優しい」食事が可能です。治療中の食生活で気をつけるべきポイントと、おすすめの食べ物・控えたほうがいい食べ物を見ていきましょう。
1.矯正中の食事で気をつけたい“装置&口腔トラブル”
矯正装置の装着中は、以下のような影響が生じやすくなります。
・装置に強い力が加わり「外れる・壊れる」リスク。硬いものや咬み切る動作が多い食材は、トラブルが起きやすい。
・装置のすき間やワイヤーの周りに食べかす・プラークがたまりやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まる。
・色素が強い食べ物や飲み物は、透明な装置・ブラケットが着色しやすい。
矯正中の食事では「装置を守る」「口腔内を清潔に保つ」「栄養をしっかり摂る」の3点から、食事の工夫をお勧めします。
2.おすすめの食事・食材
矯正中でも食べやすく装置に優しい食べ物は、
・やわらかい食事
お粥・雑炊・うどん(柔らかめ)・蒸し野菜・豆腐・卵料理など、硬さを抑え、咀嚼回数を減らせるものが安心です。
・栄養バランスを意識
歯列が動く時期には口腔内・歯ぐきにも負担がかかるため、たんぱく質・カルシウム・ビタミン類を意識した食事がおすすめです。例えば、鶏ひき肉のおかゆ・蒸し魚・豆腐ハンバーグ・ヨーグルト+バナナなど。
・デザート・間食も工夫
無理にお菓子を我慢するより、ゼリー・プリン・スムージーなど、装置に負担をかけない甘みで、満足感を得られるもの選びましょう。
・食材・調理法で工夫
硬めの野菜(にんじん・かぼちゃなど)は蒸して柔らかくする。肉類はひき肉を使った雑炊などにする。パン類は細かく切るなどで、装置にかかる力を緩める工夫が大切です。
調理法を工夫すれば、食べづらさ、装置・口腔のトラブルを軽減できます。
3.控えたほうがいい食べ物・避けるべき食材
矯正治療中は、避けたほうがいい食べ物もあります。
・硬い食べ物
ナッツ・フランスパン・硬いせんべいなどは、装置に強い力がかかりブラケットの剥がれ・ワイヤーの歪みの原因になります。
・粘着性・絡まりやすい食べ物
キャラメル・ガム・グミ・もちなどは、装置やワイヤーにくっつきやすくトラブルリスクが高まります。
・繊維質・粒が細かい食材
長い繊維の野菜・とうもろこし・ポップコーンなど。ワイヤーの隙間に入り込みやすく、掃除がしにくい食材。
・色素・酸性・糖分の強い食べ物
カレー・コーヒー・赤ワイン・ソーダ・ジュースなどは、装置・歯の着色や虫歯リスクを増やします。
「食べてはいけない」わけではありませんが、頻度を控える・食後のケアを徹底する・食べ方を工夫すると安心です。
4.食事の工夫・食べ方のポイント
食材だけでなく、食べ方にもポイントがあります:
・小さく切る
硬めのものでも小さくすれば負担が減ります。
・ゆっくり咀嚼・奥歯中心で噛む
前歯でかじる動作を避け、奥歯で優しく噛むようにします。
・こまめな水分補給・うがい
食後すぐに水やお茶で口内をすすぎ、食べかすや糖分が洗い流す。
・食後の歯磨き・装置のケア
装置の使用中は汚れが残りやすいので、歯間ブラシ・ワンタフトブラシなどを活用し、丁寧な歯磨きを心がける。
「食べる前・食べる時・食べた後」の工夫で、安心して食事を楽しめます。
5.ワンポイントアドバイス
・外食・職場・学校・旅行時などには「携帯用歯ブラシ・うがい用水・ワンタフトブラシ」などを持参すると、思わぬトラブルや食事後ケアにも対応できます。
・食後のケア(歯磨き・うがい・装置チェック)は、丁寧に。日々の積み重ねが、治療のスムーズにします。
まとめ
矯正治療中でも「食べづらい・我慢ばかり」ではありません。適切な食材・調理法・食べ方の工夫・控える食べ物を選ぶことで、食事を楽しみながら治療を進められます。












