歯のコラム

部分矯正の費用相場と追加料金がかかるケース

2026.07.26

部分矯正は「費用を抑えられる矯正治療」として注目されることが多く、前歯など気になる部分だけを整えたい方に選ばれています。
しかし、実際に治療を検討する際には、「どれくらい費用がかかるのか」「追加料金が発生することはあるのか」といった点が気になる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、部分矯正の一般的な費用相場と、追加料金が発生しやすいケースについて、わかりやすく解説します。

部分矯正の費用相場はどれくらい?

部分矯正の費用は、治療範囲や使用する装置、治療期間によって異なりますが、
一般的な相場は20万円〜60万円程度とされています。

これは、歯列全体を動かす全体矯正(70万〜120万円程度)と比べると、比較的抑えられた金額です。

費用の内訳としては、

・矯正装置代

・調整料

・経過観察・管理料

などが含まれていることが多く、医院によって料金体系は異なります。

使用する装置による費用の違い

部分矯正でも、使用する装置によって費用に差が出ます。

・表側ワイヤー矯正:比較的費用を抑えやすい。

・裏側矯正(舌側矯正):装置が見えにくい分、費用は高めです。

・マウスピース矯正:症例や枚数により費用に幅があります。

見た目や生活スタイルを考慮しながら、装置を選ぶことが大切です。

追加料金がかかる主なケース

「部分矯正=最初に提示された金額だけで終わる」と思われがちですが、状況によっては追加料金が発生することもあります。

治療期間が延びた場合
予定より歯の動きが遅い場合や、通院間隔が空いてしまった場合、調整回数が増え、追加費用が発生することがあります。

想定以上に治療範囲が広がった場合
診断後や治療途中で、「部分矯正では難しい」と判断された場合、治療範囲が広がるケースもあります。

追加の処置が必要になった場合
IPR(歯と歯の間をわずかに削る処置)や、ゴムの使用など、追加処置が必要になることがあります。

装置の破損・紛失
装置が外れたり壊れたりした場合、再製作費用がかかることがあります。

保定装置(リテーナー)の費用に注意

矯正治療後には、歯並びを安定させるための“保定装置(リテーナー)”が必要です。
この費用が矯正費用に含まれていない場合、別途数万円程度の費用がかかることがあります。

部分矯正であっても、保定は非常に重要な工程になります。

費用で後悔しないためのポイント

部分矯正を検討する際は、

・総額表示かどうか

・追加料金が発生する条件

・調整料や保定装置の費用が含まれているか

を事前にしっかり確認しておくことが必要です。
不明点は遠慮せず、カウンセリング時に質問しておくと安心です。

まとめ

部分矯正の費用相場は20万〜60万円程度と、全体矯正に比べると費用が抑えやすい傾向があります。
ただし、治療内容や経過によっては追加料金が発生することもあるため、事前の説明時にしっかり確認しておくことが重要です。

費用面だけで判断せず、治療内容と将来の安定性、希望する治療成果などを含めて、納得できる矯正治療を選びましょう。