歯のコラム

マウスピース矯正の費用相場と追加費用が発生するケース

2026.06.16

目立ちにくさや快適さから人気が高いマウスピース矯正。

しかし「いくらかかるの?」「追加費用がかかることもあるの?」と疑問を持つ方は多いものです。
今回は、一般的な費用相場から追、加費用が発生しやすいケースまで、わかりやすく解説します。

1. マウスピース矯正の費用相場

マウスピース矯正の費用は、症例の難易度や使用するメーカー(インビザラインなど)、医院の料金設定によって幅があります。

一般的な相場は次のとおりです。

●全体矯正(インビザラインなど)

70万〜100万円前後

・歯全体を大きく動かすケース
・中等度〜重度の歯並びの乱れに対応
・通院回数が少なくて済むことが多い

●部分矯正(前歯のみなど)

20万〜50万円前後

・前歯だけ気になる方
・軽度の乱れを短期間で整えたい方
・治療期間は3〜9ヶ月程度が一般的

●カウンセリング・診断料

・カウンセリング:無料〜5,000円

・精密検査・診断:20,000〜50,000円程度

医院によっては、精密検査料を治療費に含んでいるところもあります。

2.マウスピース矯正の費用に含まれるもの

一般的な料金には次のものが含まれます。

・マウスピース(アライナー)作製費

・通院時の調整費

・治療計画の作成

・経過観察

・治療後の保定装置(リテーナー)を含む医院もある

医院によっては、月々の調整料が別途必要なところもあるため、契約前にしっかり確認しておくと安心です。

3. 追加費用が発生するケースとは?

マウスピース矯正は原則として「総額制」が多いですが、次のような場合に追加費用が発生することがあります。

予定より多くのマウスピースが必要になった場合

治療の途中で「予想より歯が動いていない」「微調整が必要」などの理由から、追加のアライナー(リファインメント)が必要になることがあります。

・無料で追加できるプラン

・回数に制限があるプラン

・追加費用が必要なプラン(数万〜10万円程度)

医院ごとにルールが異なるため、事前に確認することが大切です。

装着時間不足などによる治療の遅れ

1日20時間以上の装着時間が守れないと、歯が計画通りに動かないため、追加アライナーが必要になることがあります。
これにより追加料金が発生する場合もあります。

マウスピースの紛失・破損

マウスピースを誤って捨ててしまったり、破損させてしまったりした場合、再作製費が発生します。

・1枚あたり数千〜1万円程度が一般的

・プランによっては無料で作り直し可能な場合もあります。

抜歯や虫歯治療(カリエス治療)が必要になった場合

矯正とは別に、虫歯治療や抜歯が必要になる場合があります。
矯正前の治療では健康保険が適用されますが、費用は別途必要です。

治療後の保定装置(リテーナー)

治療後の後戻りを防ぐためのリテーナーは必須です。
医院によっては矯正費用に含まれていますが、

・リテーナー作製費:10,000〜30,000円程度

・紛失した場合の再作製:数千〜1万円程度

が追加で発生することがあります。

⑥ 通院時の管理費・調整料

医院によっては、毎回の調整料として

・3,000〜5,000円程度

がかかるところもあります。
総額制か、調整料が別なのかは要チェックです。

4.総額制と都度払いの違い

矯正料金には大きく2つのスタイルがあります。

金額の安心感を求める方には総額制が人気です。

●総額制(トータルフィー)

・最初に総額が決まっている

・調整料・追加アライナーなどが含まれることが多い

・追加費用の心配が少ない

●都度払い制

・調整料や追加アライナーが毎回発生

・全体の費用が読みにくい

・初期費用は低めなことが多い

まとめ

マウスピース矯正は、自分で管理する時間が長くなる治療です。
だからこそ、

・分かりやすく費用説明をしてくれる

・追加費用の発生条件を事前に伝えてくれる

・困った時にすぐ相談できる

こうした医院を選ぶことが、満足度の高い治療につながります。

費用や不安点などは、事前に十分説明を受けましょう。安心して治療を受けられる体制づくりが大切です。納得のいく説明、治療スケジュールなど、不明なことはお気軽に相談ください。ご相談いただくことが、信頼につながります。